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2005年 04月 17日
㈱サービスウェアコーポレーションの1次面接へ行ってきました。持ち駒はついにこの会社のみになってしまった。1次面接ということで、グループ面接をやるのだろうなと想像していたのであるが、実際はそうではなく、総務の方に本日は個人面接をやると告げられた。僕は安堵した。個人面接はグループ面接より遥かに気が楽だと思ったのである。僕は、もう既に5,6回のグループ面接を経験しており、回数を重ねるごとにわかってきたのであるが、グループ面接とはいわば、学生同士の殺し合いである。2次面接に進むのは俺だ、私だ、という学生同士の威嚇、競争。皆、一様に他の学生との差別化をはかろうと、自分という人間を高い所にもっていこうとアピールし、面接官の気をひこうとギラギラしている。僕を殺さないで。少なくともそういう殺伐さは個人面接には存在しない。総務の方に面接部屋の前まで案内された。去り際、頑張ってくださいねと励まされた。僕はブログのコメントに書かれていた閲覧者様達のアドバイスを思い出し、それを踏襲しようと頭の中で意識していた。入室すると、狭い部屋の中には課長・部長クラスと思しき、中年の男性2人組みが待機しており、人生において様々な経験を積んでいるであろう中年面接官には確かな貫禄があった。
「緊張していますか」 「はい」 「はは、緊張しても何の得にもならんですよ」 面接は30分に及び、最後に何か質問はありませんかと訊かれた。どこの会社に行っても最後には必ずこれを訊かれる。何も質問はなかったのであるが、何もないと答えると、心象が悪くなるかもしれず、それは避けたかった。僕は苦し紛れに残業についての質問をしてしまい、しまったと思った。面接官の表情が変わった。 「えー、それでは私の方からはもう何も訊くことはありませんので、今回の面接はこれで」 という捨て台詞が胸に刺さり、僕は退出した。質問は予め、用意しておくべきだと学習した。
by f_ranker
| 2005-04-17 11:50
| 就職
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